釈迦銅像は、明治42年９月吉日 に建立（約１００年間）され、現在 まで納骨塔として境内の一角に 勧請されておりました。 長年、風雨にさらされたことにより 劣化が著しく、平成22年早春より 株式会社鳥羽瀬社寺建築の協力 のもと改修（銅像修復、八角堂新 築工事）が進められ、「釈迦堂」と して名称も新たに改修いたしまし た。 これまでと同様に合祀墓の機能を 継承し、埋葬者の慰霊堂としての 役割を担って参りたいと存じます。

また当釈迦堂の材木は、三重県 にある当山飛び地の山林より切り 出した総檜造りの木造建築のお 堂であります。 檜の香りが漂う堂内に安置され、 金箔に包まれた釈迦銅像のご尊 顔をご参拝下さい。

なお釈迦堂後方にある扉は、納骨 の際の開口部となり、この場所よ り埋葬いたします。 即合祀を希望されます場合には、 随時日程を調整の上、法要の後、 埋葬いたします。 但し、納骨安置（最大3年間釈迦 堂堂内において安置）を希望され ます方は、焼骨から本骨のみを舎 利塔厨子に収骨し、納骨安置時に 本骨以外の焼骨を合祀させていた だきますことをご了承下さい。 【本骨合祀について】 納骨安置保管期間の終了および 納骨安置保管期間の途中での本 骨合祀は、毎年4月上旬に執り行 われます釈迦堂大祭の慰霊法要 の折に、当該年度の合祀者と共 に埋葬いたします。